COLUMN

連載コラム

2023年4月17日

【連載コラム】 Career High #1  キャリアハイ

#1-0 PROLOGUE 「6年目の挑戦」

「世界一自己ベスト更新率の高いジムを作る」を目標に掲げるランニングジム、RUNNING SCIENCE LAB。

2017年から現在までの会員の数、延べ600名。アビリティ測定者は1000名超え。

時には個に寄り添いパーソナルを、時には多くのランナーのパフォーマンスを発揮する場所を提供すべくマラソン大会運営まで。
創設以降、様々なサービスを提供して会員の目標達成をサポートして参りました。

そして、皆様の支えあり今年で6年目のシーズンに突入。



私自身も代表に就任して2年目のシーズンを迎え、会員に向けたメッセージで

今年度のテーマは「個に寄り添うジム」と発表させていただきました。

昨年からマラソン大会が徐々に復活。

ランナーにとっての待望の出来事に違いないでしょう。

それに合わせて会員様から大会結果を報告いただく機会が増えました。

自信と達成感に満ち溢れた喜びの報告はスタッフにとっての元気の源となり、

このジムで働いて出来てよかった、心の底からそう思わせてくれました。

その一方で、悔しさの声もあり。

数は喜びの報告に比べて圧倒的に少ないはずですが、悔しい声の方がとても印象に残っております。

今年度は一人でも多くの会員様の目標を達成させてみんなで一緒に喜びたい。

その為には会員一人一人の状況や課題を把握をして、声を拾って、寄り添いたい。

そんな背景から生まれた今年度のテーマは、RSLABのあらゆるサービスに伝染しながらその派生で新たな企画を誕生させるきっかけにもなりました。

 それがProject「Career High」 になります。

#1-1 What’s  Project「Career High」 

この企画はRSLABの低酸素ラン、測定、練習会をはじめとしたすべてのサービス、またパートナー企業様のプロダクトを使用して、会員様の目標達成を一年間かけてサポートするという企画となります


メニュー作成についてもスタッフが関わり、コミュニケーションを取りながら進めていきます。

またその様子はSNSでの発信並びに、月一回を目安にHPコラムで掲載することで同じ目標・課題を抱える方への参考書代わりになればと思っております。

キャリアハイ(英: career-high)とは、そのキャリアの中での最高という意味で、アスリートなどが残したピークとなる成績のこと。




ランニング界だと「自己ベスト更新」が同義語で馴染み深い言葉です。

ただ後者の言葉を使うと「タイム」に限定されタイム以外の目標設定(順位や故障しないでシーズンを終えることなど)がしづらく可能性を縮めてしまうと思い、こちらのタイトルに選びました。


RSLABとしても全サービスを活用したこの企画を皮切りに
キャリアハイのシーズンを送りたい想いも含まれております。

対象者については、公募は行わず会員様の中からここ近年課題を抱えてキャリアハイのシーズンを送ることのできていない2名の方を選出させていただきました。


#1-2   CHALLENGER’s

「RSLABのシンボル、彼が自己ベスト出さずしてRSLABに未来はあるか」



会員の方の中にはご存知の方も多いのではないでしょうか。

ミスターRSLABと呼んでも過言ではないほどラボのサービスの愛用者な新嶋さんが一人目の挑戦者となります。

2018年にRSLABに入会すると低酸素や測定、練習会。多くのサービスを利用し様々なタイムの自己ベストを更新して参りました。

RSLABのSNSには、自己ベストを更新した方を投稿する #RSLAB自己ベスト更新シリーズ  というタグがあるのですが一時期は新嶋さんの笑顔で埋まるほど。

それがここ2年は怪我の影響もあり、万全の状態でスタートラインにすら立つ事ができませんでした。

事前のヒアリングでは課題は厚底を頻用するようになってから故障が増えたことメンタルの弱さと話しておりました。単純な走力の話だけでは片付けられそうになく、はやくもラボのサービス以外のパートナー企業様の力をお借りながら進めていく必要があるなと感じました。


この人の復活なしでRSLABに未来はあるか。

決してプレッシャーをかけているわけではございませんがそのくらい自己ベストに貪欲でひたむきに努力を続ける新嶋さんを心の底からサポートしたい。そんな理由で選出いたしました。

「ランナー、邊見としての挑戦」

そうです。二人目の挑戦者は何を隠そうRSLAB代表の私、邊見です!



理由はあまりにも多くありすぎてとても全ては語りきれないのですが

端的に言うと「挑戦」したいと思えたからです。

私は過去にも個人のSNSでは度々のように自己ベストを更新します!みたいな発言を繰り返しては何かを理由に断念してしまう、口だけの部分がありました。

振り返って見るとその時は「RSLABの代表として自己ベストを更新しなきゃいけない」というような強制に近いマインドが働いており、それがストレスとなり、逆に走りたくない時期もありました。

それが昨年末のBeyond2022終了以降、ジムの店頭に立つ機会が多くなって会員様の結果報告を聞いているうちに「自分ももう一度本気で挑戦したい」、そんな想いがふと湧き上がっててきたのです。

「仕事が忙しくて」「故障明けで」言い訳を並べればいくらでもあります。


それでも言い訳ひとつ言わずに挑戦して、結果に対して本気で喜び、悔しがる。
そんなRSLABの会員様の姿は、自分がRSLABに就職する前に描いていた憧れの「市民ランナー」のそれでした。

この想いはRSLABの代表だからとかそんな肩書きは関係なくて、ランナーの本能から出てきたものだと思っております。だから、必ず完遂できる。自信があります。

こうして二人目の挑戦者としてRSLABのサービスをフル活用してキャリアハイのシーズンを送ることを決意しました。

#1-3 KICK OFF

4月某日、RSLABの地下一階にてこの企画はひっそりと幕をあけました。

私から新嶋さんへ企画の説明をした後、現在の練習状況や今後の目標を月毎に、週ごとに、日毎に。
丁寧に打ち合わせしました。

具体的なメニュー・取り組みは次回公開していきますが、私も挑戦者であるがゆえに一方的な非アリングにならず、お互いの目標を打ち明けながらのとても有意義な時間となりました。

誰かと一緒に挑戦するってとても心強いし、ワクワクします。

軽いヒアリングと称したミーティングは、お酒も飲まず、Beyondで余ったアミノバリュー500mlを片手に1時間を超える長対談となりました。

さあ、いよいよ始まります。

次回の更新(5月中旬予定)に続く。


●挑戦者の情報はこちらでチェック
新嶋明 : https://instagram.com/akira13000
邊見勇太:https://www.instagram.com/henminoya_tu/

●世界一自己ベスト更新率の高いジムを作る
RUNNING SCIENCE LAB 低酸素サービスの予約はこちらから
https://rslab.tokyo/?page_id=4913